キャッチコピーが重要だった?LPO対策で忘れがちなこと
- 2017年06月30日
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WEBマーケティングの中でもLPO対策の重要性に注目が集まっています。どんなに広告にコストをかけても誘導した先のランディングページに問題があれば、ユーザーはすぐに離脱してしまうからです。最初のページでの離脱率は半数を超えると言うデータもあり、LPO対策はコンバージョン率UPに不可欠と言う事が出来るでしょう。
LPO対策には多くの手法が開発されていますが、忘れがちなのがキャッチコピーの重要性です。魅力的なランディングページには、魅力的なキャッチコピーが溢れているものなのです。コピーの見直しをしただけでコンバージョン率がアップしたという例もあります。
キャッチコピーを作る際に重要なのは、まずはターゲットを明確にすることです。WEBマーケティングそのものにとっても、ターゲットの明確化は不可欠とされています。そんな中で近年取り上げられているのがペルソナ作成です。自社の商品やサービスにとって重要な位置づけを持つ象徴的なユーザーを具体的にイメージするものです。ペルソナを作る事で自社商品やサービスについて必要なものは何かがよりクリアとなり、第3者視点で判断が出来るようになります。
ターゲットを明確にしないまま、目的意識や興味、属性が違うユーザーに対し、画一的なアピールをしても効率の悪さを生むだけです。
キャッチコピーを作るコツやテクニックは数多く開発されています。そのテクニックを使う前に、ユーザーがどんな考えに基づき、どんな行動をとるかを把握しておく必要があります。多くの場合ユーザーは、新たな利益を得るよりも現在の状態から損失が出ることを回避しようと行動する傾向があり、プロスペクト理論とよばれています。これを知っていれば、商品やサービスのメリットを並べるよりも、それを利用しない場合に起こるデメリットとベネフィットを提示すべきと言うことに気付けます。
またユーザーは具体的な数字の裏付けに納得しやすい事や、「無料であること」に非常に魅力を感じることも分かっています。こうした知識の蓄積をペースに魅力的なキャッチコピーを作り、ユーザーが商品やサービスに興味を持ってもらうことが大切です。
サイトに訪れるユーザーは非常に気が短く、欲しい情報がすぐに得られない場合や、次のページに行く方法が見当たらない場合、ごちゃごちゃしていて、そもそもどこを見ればいいのか分からない場合などは、一瞬で離脱してしまいます。似たような商品やサービスは他にも多数あると考えられるため、他で用を足せればいいからです。
折角サイトに誘導したのに、すぐに離脱されては広告のコストが無駄になってしまいます。一瞬で魅力を伝え、ユーザーを繋ぎ止めるキャッチコピーは非常に重要です。