LPO対策には独自の技術が欠かせない


ウェブサイトで販促効果を上げるためには、第一に潜在的顧客を自サイトへ誘導する必要がありますから、SEO対策が不可欠です。しかし顧客がページを一目見ただけで離脱してしまえば、売り上げアップには全く繋がりません。来訪者が最初に見るページをランディングページといい、そこから商品購入や会員登録など、何らかのアクションを起こす割合をコンバージョンレートと呼んでいます。LPO対策とは、コンバージョンレートが上がるように、ランディングページの構成や内容を工夫することで、ウェブマーケティングには必須の技術のひとつです。

検索エンジンからサイトを見つけて訪問したものの、「ここは見たかったサイトではない」と判断して離脱した経験は、誰にでもあるはずです。あまりにも内容が貧弱であったり、反対に動画や写真がゴチャゴチャと多すぎたりするサイトは、一目見ただけで敬遠されやすいと考えられます。したがってLPO対策の第一歩は、第一印象をすっきりさせ、来訪者の興味を惹くような内容を厳選することになります。もちろん適切な内容は、想定される来訪者の年齢・性別・職業・収入などによって千差万別です。まずマーケットリサーチを十分に行って、相手が求めるものを明確にしなければなりません。また訪問者が興味を持っても、次のアクションを起こしにくいページ構成だと、購入や問い合わせには結びつきません。購入するにはどこをクリックすればよいか、疑問を持ったときはどうすればよいか、はっきりと分かるように表示することが大切です。たとえば来訪者の属性や予想される質問を想定し、FAQの項目を設けるのもひとつの方法です。直接的な購入を目的としないサイトであれば、LPO対策に費用をかけるより、SEO対策を重点的に行ったほうが良い影響を与える場合もあります。そのあたりはホームページ製作会社と相談して、臨機応変に対応する必要があります。

「要するに分かりやすいサイトを作ればいい」と考えて、自己流でLPO対策を進める方もいますが、個人の経験と勘でできることには限界があります。コンバージョンレートが低く離脱率が高いサイトには、それなりの理由があります。詳細なデータの分析により、離脱の理由を明らかにする技術が、効率的なLPO対策には求められます。こうした技術力のあるホームページ製作会社に依頼することは、販促効果アップの有効な手段になります。

コメントを残す